将来の夢
将来の夢はありますか?
「将来の夢は?」「将来のビジョンは?」「なりたい人物像は?」
私は小さい頃からこの類の質問が苦手だ。
幼稚園や小学校低学年の頃は、周りの女の子に合わせてパティシエールと書いていた。自分でなりたいと思ったことはない。
小学校高学年の図工の時間に、自分の将来像を紙粘土で製作することがあった。小学生がわかる職業なんてしれてるし、男子は大抵プロスポーツ選手になりたがる。
私はその当時『リーガル・ハイ』が好きだったのでなんとなく弁護士(古美門のポーズで)になった私を作った。なりたいと思ったことはない。
卒業アルバムにも「将来の夢」を書かなければならなかったので、私は一度真剣に悩んだ挙句、「平和に暮らすこと」と書いた。
この夢は今も変わっていないかもしれない。
小学校を卒業し、将来のことなど特に考えず中高一貫校での生活をぬくぬくと終え、将来のことなど考えずとも勉強すれば入れる国立大になんとなく進学し、ここでぶち当たるのが、就活の壁。就活は勉強だけではうまくいかない。
就職活動というものは、自分の将来を決める人生の中での重要なターニングポイントになる。ここでも当然訊かれるのが、
「あなたの将来のビジョンは?」「どのような社会人になりたいですか?」「5年後、10年後のなりたい姿を教えてください」
これから働く会社を決めるのだから訊かれるのもわかる。企業側にとっても果たして長く働いてくれる人材か見極めるのに有効な質問だということも理解できる。
それでも将来のことを訊かれるのが苦手なのは変わらない。
いくら考えても、「いつ死ぬかわからんしそのときにやりたいことをそのときに私はやりたいねん」という考えしか出てこない。"今"やりたいことを私はやりたい。いつかやろうと思っても、そのときに生きてるかわからないし、悔いの残る人生にしたくない。将来やりたいことをやるためにお金が必要になったら困るので働いていたいとは思うが、人物像だとかは社会人になってみないとわからないと思う。
書きながら自分でもよくわからなくなってきた。
そういう話を"今"始めようとしているインターン(就活前にやれよ)の面談ですると、「現実主義なんですね〜」って弟と同い年の方に言われました。
たしかにそうかも、いや、将来のこと考えた方がいいに決まってるねんけどな、現実逃避してるだけですわ
サブスクリプションとレンタルショップ
久々にTSUTAYAに行った。
『海猿』を借りに。
レンタルショップというものに久しぶりに行くとやっぱりこのご時世、レンタルビジネスだけではやっていけないのだろう。数年前とガラッと変わっていた。
自動ドアの向こうは、私の知っているツタヤではなかった。
食べ物が販売されており、漫画や雑誌の販売も先日始まったようで、まだDVDのレンタルもやっているのか不安になったほどだ。
しかし入口付近の新コーナーを通り抜けると、私の知っているツタヤの光景があった。
今月の新作、ランキング、店員のおすすめ、今まで通りのツタヤで、安心した。
目当ての『海猿』を探しつつ店を一周して、確信したことがある。
それは、レンタルショップは潰れない、ということだ(異論は認める)。
もちろん数は減るかもしれないし、近所のツタヤもなくなってしまうかもしれない。それでも、ゼロにはならないと思う。
レンタルショップが衰退する最も大きな原因は間違いなくサブスクリプションサービスの台頭だが、久々にレンタルショップに行って、サブスクにはない良さを痛感した。
私も愛用するNetflixやAmazonプライムなどのサブスクサービスは、私にマッチする作品をおすすめしてくれたりオリジナル作品があったりと、いいところがたくさんある。
ただ、その一方でレンタルショップに行けば、サブスクサービスで配信されていないような作品を見つけられたり、昔ハマっていたドラマや映画を思い出せたり、AIはおすすめしてくれないような作品も見つけられたりする。
大量入荷しているのにほとんど貸し出されていれば人気の作品だとわかるし、あらすじや出演者などの内容も、ジャケットを見れば一目でわかる。直感的に作品を選べることも、レンタルショップの良さだ。
今回レンタルした、昔から大好きな『海猿』も大人の事情で、もうテレビでは放送されないし、サブスクで配信されることもないと思うので、たまに見たくなる『海猿』を楽しむためにも、レンタルショップには生き残って頂かねばならんのだ。
そのために私もたまにはレンタルショップに行って、懐かしの作品やそこでしか出会えないような作品を借りて、世界を広げたいと思う。
GW
最近、ゴールデンウィークを地域ごとで分散化する案があるというニュースを耳にしまして、いい案だと。
どうもフランスの仕組みに倣っているらしく…
フランスに5ヶ月、留学生として住んでいましたが、そんな仕組みがあることは知りませんでした。ただ、よく言うようにフランスは休みが多かったです。
私がフランスで体験した「休み」は3つ(だったはず)。
①Toussaint
tous + saint 日本語で「諸聖人の日」
カトリックの祝日で、聖人がみんな集まる日らしいです。日本も10月には神様が集まりますね、休みにはならんけど
その諸聖人の日の前夜祭がハロウィンらしい。
この祝日にあやかって(?)、丸1週間授業が休みだったので、私はイタリア周遊の旅に出ました。
②Noël
クリスマスです。フランスのクリスマスを舐めてはいけません。ハロウィンが終わってから2ヶ月以上続きます。クリスマスマーケットとか場所によっては1月入ってもやってたもんな(私が住んでいたグルノーブルでは、クリスマスイブで終わりました)
クリスマスの雰囲気としては、聞いていた通り日本の恋人同士のロマンティックなものではなく、家族で過ごすお正月のようなものでした。
イメージとして、クリスマスイブが大晦日で、クリスマスが元日という感じ。
日本人が大晦日やその数日前からおせちの用意をするのと同様に、フランス人はクリスマスに向けて料理の用意や買い出しを大晦日までに済ませます。
私もフランスのクリスマスを味わいたかったのですが、寮なのでホストファミリーもおらず、フランス人の友人やヨーロッパからの留学生は皆実家に帰ってしまったので、極東Japanから来た日本人で集まって寮でクリスマスパーティーをすることにしました。
ですが、私たちは完全に日本人の感覚のままクリスマスを迎えてしまったので、当日買い出ししてパーティーしようなんてもんは、フランスでは通用しません。
店全部閉まってました。
街は日本の元日のような静けさで、ゴーストタウンのように人は出歩いておらず、唯一開いていた近くのデカいスーパーも、品揃え悪すぎ&お酒販売なしで、思うように買い出しできず。街の端から端まで移動して探し回ってようやく見つけたオアシスでワインなどを購入し、約5時間に渡る買い出しが終わりました。
楽しくクリスマスパーティーをした次の日からは、フランス周遊の旅に出ました。
③お正月
前2つはフランス語で書きましたが、元日とかなんて言うんやろう、レベルです。
日本では、クリスマスが終わった瞬間に一気に年末ムードに切り替わりますが、前述の通りフランスではクリスマスの余韻が残っています。
我々日本人にとって、クリスマスは言っても普通の平日だし、フランスのお正月はお祝いはするけど店は普通に開いているのかなと思っていましたが、全然クリスマスのときと同じ雰囲気でした。めっちゃ休むやん。まあ2日からは徐々に動き出すって感じだったかな。
ちなみに私は年越しの瞬間、アヴィニョンにおり、日本の年越しの時間(フランスでは大晦日の16時)は家族と電話して一足早く年越しを感じました。
フランスの年越しの瞬間は、宿の外から聞こえてくる爆竹の音を聞きながら、パリのカウントダウンの中継を見ていました。派手すぎるぜ。
以上3つが、私がフランスで経験した主な祝日です。
他にも、ラクレットを食べたりgalette des roisを食べたり、季節を感じるようなイベントはありますが、大きい祝日はこんなもんだったかな。
GWのことを書こうとしてたのにだいぶ逸れてしまいました。
GWのことはまたの機会に書きますかな。
では。
5回生の余裕
大学5回生、5月
ブログを始めてみようと思います。
ブログ開設のワケ
5回生ともなると授業は少なく、課外活動も終了し、暇な時間が増えます。
5回生なので周りの友人は皆就職し、平日に遊んでもらえず、暇です。
就活はまだ一応継続中ですが、あまりやる気もなく、暇を持て余しています。
この暇な時間を有意義なものにするために、私が大学生活を通じて得たこと、最近の悩み、語りたい趣味などについて垂れ流していきたいと思います。
本を読む習慣がないので語彙も少なく、文章力もないので、それらを鍛える場にもしていきたいです。ついでに読書も習慣化したい。
とりあえず卒業までを目標に続けるぞ。
自己紹介
最後に自己紹介も軽くしておきます。
- 文系大学生
- 女
- 大阪生まれ大阪育ち
軽すぎ?
では、どうぞよしなに。